猛暑ツーリング
これは災害級!
と言っていい位の連日の猛暑。
体も体力、気力を奪われて動かない…。
でもバイクに乗ると何故か体も動き心もトキメクのは相変わらず(笑)
そんな訳で、早朝の暑くなる前に集合します。
奈良県「針テラス」
今日も相変わらずの青空が目に染み入ります。
今回、バイク仲間は新車で参加。
新車の紹介は後ほど。
慣らしも兼ねてのツーリングとなりました。
室生寺のよもぎ回転焼
針テラスからは国道369号線を南下、県道
28号線のワインディングを堪能、室生寺前の「栄吉」に到着。
ここはよもぎ入りの回転焼と回転焼以上に名物?の、手招きおばちゃんで有名です。
後ほどのオヤツに回転焼を購入、おばちゃんとの世間話も堪能(笑)し、次に向かいます。
再び県道28号線を南下します。
この道は車も少なく快適な道ですが、ところどころ「険道」なので注意が必要です。
もはや名物標識
東吉野村の地名の読めない標識。
旧標識のため、かれこれ半世紀はここに鎮座しているでしょうか?
もはやこの村のランドマーク。
この標識見たさに標識マニアが訪問するとも(苦笑)
高見山へ
国道166号線から高見山へ。
高見山の山頂部に涼を求めに行きます。道中は険しいながらも舗装路面ですが、今回は全車オフロードバイク。
林道も交えながら進みます。
ここで、今回の仲間の新車紹介をさせていただきます。
中国ヤマハで生産の「XTZ125」
二種原付ながらも、その風格はフルサイズオフロードバイクに見劣りしません。
サイズは大きいけど、軽量で足つきもいいので、どんな道、どんな場所でもガンガン進むことができます。
遊び倒すには楽しいバイクですね。
欠点?と言えば、いざという時に高速道路に乗れない事位でしょうか。当たり前ですが(苦笑)
今回の参加メンバーです。
「新車の慣らしを林道でしたい」と、XTZさんからの強い要望のため、舗装路面からダート路面へとステージ変更(笑)
XTZさんも10年以上振りのオフロードバイクで林道走行ですが、なかなかのスムーズさ。危なげなく滑走します。
このダート路面を抜けると「木梶三滝」巡りの登山道のスタート位置に。
散策はしませんが、このスタート位置にも滝があり、マイナスイオンたっぷりで心地よい場所です。
頂上部に到着、広場でお弁当を広げます。
お弁当と言っても、熱い熱いラーメンです(苦笑)
食後のデザートは先程購入したよもぎの回転焼。
標高が高いとは言え、暑いです。そして熱いラーメンを食べる。
これはこれで心地良いものです(笑)
木陰で感じるそよ風がその心地良さを盛り上げてくれます♪
暫くのんびりとくつろぎます。
ツーリング時、走るのはもちろん、のんびりと時間を気にせず野外で仲間と駄弁りながら過ごすのも最高です。
お店だとあまり長居もできませんしね(^_^;)
さて、高見山を下り国道166号線へ。
少し東に向かい、途中「三峰山」方面に向かいます。
ところどころ、路肩が崩壊している道を登っていきます。オフロードバイクだとこういう道路もなんのその!(笑)
中央構造線月出露頭
「中央構造線月出露頭」に到着。
中央構造線とは、日本列島を九州から関東まで約1000キロ以上の大断層帯。
明らかに異なる地層の大規模な露頭が見られ、これが中央構造線の露頭です。
高さ約80メートル、幅約50メートル大きく崩れており、明らかに色の違う地層が観察できます。
向かって左側が領家系(日本海側)の変成岩層、右側が三波川系(太平洋側)の変成岩層で、約60度の角度で直接接しています。
天然記念物です。
現地に置かれていたパンフレット。
現地での地層の写真です。
今は斜面が崩落していますが、地層の違いが確認できます。
地質、地層マニアで無い私も8,000万年前の日本列島ができるその前からの地層、その壮大なスペクタルには驚愕でした。
アクセスは厳しいけど一見の価値はあります。
国道166号線に戻り飯高方面に向かいます。
国道から少し入ったところに面白い峠があります。
珍布峠
珍布峠と書いて「めずらしとおげ」と読みます。
旧和歌山街道、天照大神にまつわる伝説の峠であり、昼なお暗いよ「めずらし峠」
天照大神と天児屋根命がバッタリ会われ「おお、めずらしや」と言われたことから「めずらし峠」と呼ばれるようになったといわれています。
高さ10メートルの素掘りの切り通しが圧巻です。
切り通しの間を心地よい川風が吹き抜けます。
ここから大阪方面にとんぼ返りとなりました。
真夏のツーリング、猛烈な日差しと暑さに躊躇しますが、ところどころで避暑地を経由する行程にすると、心地よいツーリングになります。
もちろんこまめな水分補給は忘れずに!
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