だんじりで有名な岸和田市へ
一年で一番寒いと言われる「大寒」の1月20日、予想を裏切りポカポカ陽気ではありませんか。
こんな日に家でジッと出来る訳も無く、気がついたらセロー250 にまたがっていました(笑)
何処に行く全く考えて無い…
取り敢えず南へ向かい、岸和田市に入りました。
せっかくなので、岸和田市内をグルっとしてみようといつもの行き当たりバッたり(苦笑)
大阪南部は「泉州」と言われ、大阪の中でも独特の文化継承の地域。大阪弁もキツく他の地域の人が聞いたらビックリするかもですね~。
あ、私も泉州地域で生まれ今も住んでいます(笑)
その中でも特にディープなのが岸和田市です。
きしわだ自然資料館
いきなり「ナウマンゾウ」の化石がお出迎え、3階建てのこの資料館、1階と2階は生物やブナ林の再現等、勉強になるよう作り込まれています。
私の今回の目的は3階です。
この資料館の面白いのは、驚くほど剥製が充実しています。
かつてこの地にはB級マニア垂涎の東洋剥製博物館があり、閉鎖の際に数多くの剥製がこの資料館に寄付され、3階にこれらの剥製が陳列されています。
これらの剥製はワシントン条約(1973年)前に集められたものばかり。もうこんな博物館は今後作ることはできないでしょう。
一見の価値ありですよ。
岸和田城
せっかくなので、天守閣の中へ。
天守閣の部分は、落雷で焼失していたが、昭和29年に再建。白砂の砂紋と石組みの造形が美しい八陣の庭が見所。大阪湾を一望できる城です。
だんじり会館
そう、岸和田と言えば「だんじり」ですよね。
約300年の歴史と伝統を誇り、元禄16年(1703年)、時の岸和田藩主岡部長泰(おかべながやす)公が、京都伏見稲荷を城内三の丸に勧請し、米や麦、豆、あわやひえなどの5つの穀物がたくさん取れるように(五穀豊穣)祈願し、行った稲荷祭がその始まりと伝えられています。
岸和田だんじり会館はそんな祭の長い歴史や迫力を目の当たりにできる施設。
館内のイベント広場では実物のだんじりと27面のマルチスクリーンによる映像で祭の熱気と迫力をリアルに再現。天保12年(1841)に製作され、幕末から平成まで実際に町内を曳航されていた旧紙屋町のだんじりも展示されています。
岸和田市で以上の三ヶ所巡りました。
実はこの三ヶ所の共通入場券が発売させれており700円でどっぷりと岸和田を体感できますよ。
岸和田を満喫し、次に向かいます。
5キロほど南下して到着。
泉佐野漁港青空市場でガッチョ
泉佐野漁港と言えば、大阪府下でも一、二を争う漁獲量を誇る泉州の魚処です。 しかも泉佐野漁業協同組合直結の青空市場で、その日に水揚げされ た新鮮な魚介をそのまま販売しています。
この市場の屋台でおススメなのが、「ガッチョの唐揚げ」
泉州地域では昔からおやつ代わりに食べられてきた、ガッチョのから揚げですが、大阪湾でよく獲れるがっちょとは、地方によって「めごち」と呼ばれる体調20センチ弱の魚です。
この唐揚げ、本当に美味しくて病みつきになりますよ。
こいつは持ち帰って晩酌のお供(笑)
それはそうと、もうお腹が空きすぎてヤバい!
何を食べよう、何を食べたい??
よし!あれだな。
南へ移動すること5キロ。
「せんなんワクワク広場 サザンぴあ」
地元の農産物などの直販所なのですが、実はここの食堂の「穴子天丼」がこれまた美味いんです。
大きな穴子が二本!食べ応え充分です。
この穴子がホクホクと柔らかく最高!
このサザンぴあの目の前はビーチなんです。海を見ながら食べれるのは嬉しいですよね。
お腹も満たされたので、少しノンビリしてから移動です。
関西国際空港への連絡橋。天気も最高!
りんくうプレミアムアウトレット脇を通ります。
海岸線から国道170号線を通って内陸部へ移動します。
強力なパワースポットと名高「水間寺」
とくにこの滝がパワースポットとのことです。
しっかりとご利益もいただいたので帰路につきます。
しかし、冬晴れの気持ちのいい一日でした。
遠出もいいけど、近場の楽しめるスポット再発見ツーリングも楽しいですね。
半日でも時間ができたらぶらっといけるので、次も思いつきで行くとしますか(笑)
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