遠くに行きたいなぁ。たまに湧いてくるその思い。
今回、久々にフェリーに乗って熊本県の阿蘇方面に日帰りツーリングに行ってきました。
実は、大阪から九州へは気軽に行けるのです。
そう、フェリーを使えば。
【目次】
1.弾丸フェリーで九州へ
2.いざ阿蘇へ!
3.南阿蘇へ、帰りのフェリー時間との勝負
- 弾丸フェリーで九州へ
複数の航路があるのですが、今回利用したのは「さんふらわあ」の弾丸プラン。
夕刻に出発、現地には翌朝到着して、大阪に向けてその当日の夜に出航するという、脅威の弾丸ツーリングです。
出発は金曜日の夜。
大阪南港ターミナルには出発を待つバイクの列が既に出来上がっています。
受付で乗船手続きをしてワクワク感を抑えつつ慎重運転、そして船内へ。
そして乗船、乗ってしまえばもうこっちのもの。
船内でビールとバイキングを堪能!デザートもしっかりと!
デッキからは虹色の明石海峡大橋が見えます。
そして寝て起きたらそこは九州。
まさに夢のようなひと時。
ちなみに朝食はボリューム控えめ「カレーメシ」
到着は大分県の別府港。
そこから阿蘇方面に向かいます。
- いざ阿蘇へ!
別府市内から国道500号線を経由してやまなみハイウェイへ。
暫く走ると目の前に現れる「由布岳」
もう圧巻の一言。
こういう景色、関西には無いなぁと、何度見ても感動しますね。
そしてそのまま南下して行きますが、標高が高いせいもあり、寒い。指先も痛く…
もちろん、想定内。ダウンのインナーとウィンターグローブは持参しています。
一気に生き返りますね(笑)
防寒対策の無い寒空のツーリングは試練でしか無いですからね。
ライダーに人気の撮影スポット。
「長者原」
ここは人気スポットだけに、先着のライダー達が撮影中。
暫く待つもなかなかそのスポットが空かないので…
こんな感じの写真になりました(笑)
そして、やまなみハイウェイを南下し、ススキ野原に囲まれた県道45号線を西へと走らせ「大観峰」に到着しました。
ここからの絶景もたまりませんね。
阿蘇が誇る、世界最大級のカルデラからの景色は神がかっていますね。
この景色を眺めながら食べる熊本名物の「いきなり団子」も最高です。
中には餡子とサツマイモ。この柔らかなほんのりとした甘さが大人の味(笑)
さぁ、そして次はランチ。
何と言っても今回のツーリング目的のひとつは「赤牛」を食べること。
大観峰から西へ移動する事10分程度。
「レストラン北山」に到着。
ここはライダーにも大人気の「倍喰丼(バイクゥ丼 )」狙いです。
赤牛のローストビーフ丼ですが、そのネーミングとボリュームで大人気。
肉も柔らかく、噛む度に口の中に広がる肉の味。
この時のためにあえて朝食をセーブしていました(笑)
空きっ腹の胃袋にガツガツ入っていきます。このボリュームでもあっという間に完食。
- 南阿蘇へ、帰りのフェリー時間との勝負
ここからは、県道339号線、通称「ミルクロード」を南下します。
帰りのフェリーに間に合うよう時間を気にしながら、頭の中でシュミレーションしつつ南下します。
「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」
何とこれは駅名です。
日本で一番長い駅名としてマニアには人気の駅。
しかしながら数年前に京都に更に長い名前の駅ができて日本で2番目に長い駅名になってしまったらしい(苦笑)
それでもその駅の風光明媚な景色は最高です。
訪れる価値は有ると思いますよ。
そして、次もこの度の目的のひとつ、「ケニーロード」に向かいます。
なんせここは南阿蘇、ここまで来て帰りのフェリーに間に合うのか?
そういう心配もあり、今まで足を運ぶことができませんでした。
はい!バッチリと!
ここまで来て良かった〜。最高の景色です。
この看板と景色が見たかったんですよ~。
ここまで来た充実感に浸る余韻もそこそこに北上しなければなりません。
この時点でフェリー乗船手続きリミット3時間前。
なんせ、別府市内で温泉も満喫したくて(苦笑)
後は事故渋滞やバイクトラブルが無い事を祈りながら北上です。
県道111号線を北上し、心配していた渋滞に巻き込まれることもなく「阿蘇山噴煙展望公園」に到着。
ガスの関係で火口近くまではいけませんでした「火山灰ソフト」でしばし休憩。
火山灰とは言うものの、胡麻が練りこまれている?味は美味しかったですよ。
草千里ケ浜、米塚を通過、そのまま快調に北上を続けます。
いよいよ別府市内に戻ってきました。
フェリー受付リミットまで90分有ります。
もちろん、このままフェリー乗り場に行く事はありません。
「明礬温泉」で旅の疲れを癒します。
源泉掛け流しが身に沁みますね〜。最高です。
そして、「地獄蒸しプリン」で旅の総仕上げ。
これまた、疲れを一気にほぐしてくれるトロける濃厚さ。
そして、フェリー乗り場に到着。受付リミット30分前でした。
ホッとしますね。
帰りの船内でもバイキングを堪能。
名物の「さんふらわぁカレー」を味わいながら、今回の弾丸ツーリングの余韻を楽しみながら大阪へと向かいました。
さて今回、久々の弾丸フェリーツーリングでした。
一言で言って最高でした。慌ただしく思われるかもしれませんが、往復のフェリー内でのんびりすることができ、何よりもフェリーを使うと旅感が増しますよね。
弾丸フェリーツーリング、未体験の方には超オススメです。
一度チャレンジしてみてください。
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