【沖縄県】宮古島をレンタルバイクで大満喫ツーリング

何故宮古島に行くの?

宮古島への2泊3日のツーリングです。思い立ってから一週間後には旅立ってました(笑)


夏の北海道も良いけど、南の島のツーリングも最高ですよ。
出発から現地での見どころまでお伝えしたいと思います。

7月に入り、そろそろ北海道ツーリングに向かうライダーの動きも活発になってきました。いつも思うのですが、1週間以上北海道ツーリングできるライダーって、お仕事どうしてるの?と、勝手に心配してしまいます(笑)


私も過去に北海道ツーリングをしていますが、現地2泊3日が限界でした。往復フェリーの日数考えるとどうしても…。リーマンライダーの宿命か(苦笑)長期間、北海道ツーリングできるようになるのは退職後だろうなぁと、諦めモードです。


そんな時、テレビ番組で宮古島が紹介されているのを見ると…なにこの青い空に青い海。最高じゃありませんか。宮古島ツーリングしてみたい!ビビビッと、電撃的に脳天直撃!

宮古島をバイクで走る方法は?


早速調べてみると…関西から沖縄方面に行くフェリーは廃止されています。そもそも、フェリーで行くような日程の余裕はありません。頑張って2泊3日です。
愛車を宮古島に持って行く方法は、まず鹿児島まで自走かフェリーで行きます。
そこから那覇までフェリー。那覇からはバイクは貨物船輸送、ライダーは飛行機で宮古島に行くことになります。貨物船は不定期みたいなので日程調整が大変そうです。一体どれだけの日数と、費用がかかるのやら…。現実的ではありませんよね。
愛車でツーリングしたいのは山々ではありますが、私的にはレンタルバイクでツーリングするのが賢い選択になりました。

そして飛行機で宮古島に行く方法を調べると嬉しいニュースが飛び込んできました。LCC最大手のジェットスターが7月から関西国際空港から宮古島への直行便が就航とのこと。なんと、日によっては片道6,000円以下。


もうこの時点で行く気満々、1週間後のチケットを予約していました。宮古島行きチケット代金11,000円、関空に戻るチケット代金5,980円(笑)
ちなみに、大手の飛行機会社の場合、往復で8〜10万円位でしょうか。後は台風が来ないことを祈るばかりです。

さぁ、出発!まずは飛行機で


そして当日、天気も良く絶好のフライト日和。行き先は「下地島空港」宮古島市の伊良部島に所在する飛行場です。宮古島とはあのプロポーズ後に落下死亡事故で有名な「伊良部大橋」で繋がっています。

大空から見る下界(笑)

太平洋が青く見えますね。

これが「宮古ブルーか!」

そして2時間後の宮古島周辺の海…明らかに色が違います(驚)これがいわゆる「宮古ブルー」ですか!

宮古島とは沖縄本島から更に南西方向に約300kmに位置する南の島です。
1周は約100km、島に山は無く当然ワインディングもありません。ライダー的にワインディングが無いツーリングなんてと思うかもしれません。

しかし、ワインディングは無くとも、
宮古島には近隣の島々に架る絶景の橋があります。
そして日本一、いや世界一とも言われている美しい海と海岸からなる絶景。この景色を見ながらツーリングをしたいと思いませんか?
今回のツーリングでは、その絶景を目の当たりにして超感動したことを先にお伝えさせていただきます。

みやこ下地島空港に到着


タラップを降りた瞬間の本州とは明らかに違う空気にまずは驚きます。亜熱帯気候の高湿度の暖かい空気が、南西諸島に来たことを実感させられます。

関空からの到着便は18時を過ぎます。2泊3日と言っても実質的には2日間しか島を巡ることはできませんね。

ちなみに最終日は19時前に出発なのでゆっくりとツーリングをすることができます。


空港からは宮古島まで、私はバスを利用。
このバスは既存の時刻表に合わせるよりも、実際に飛行機の到着時間に合わせて出発してくれるのがありがたいですね。宮古島中心地までタクシーで移動となると3,000円〜5,000円はかかりそうです。バスの場合、降車バス停にもよりますが平均500円です。
バスの利用者は少数派ですね。殆どの方はレンタカー会社やホテルの送迎を利用しているようです。

私は明日からレンタルバイク…宿泊は予算を抑え、2泊で7,000円のゲストハウスを利用のため、送迎はありません。バスの有り難みを実感しました(笑)
その日はゲストハウスでコンビニおつまみとオリオンビールで早々に撃沈しました。ちなみに、ゲストハウスは相部屋ではなく個室を選択しているのでしっかりと爆睡できました。

レンタルバイクを借りよう


そして翌朝、10分程度の徒歩でレンタルバイク屋さんに到着。マジェスティ125をレンタルしました。2日間で6,000円。

レンタルバイクは予約しておくのが良いと思います。予約段階で最初に連絡したお店では全て貸し出し予約済とのことでした。


さて、出発の準備としてスマホナビを取り付けるステーを装着、ヘルメットをかぶって…
ヘルメットもできたら持参が良いのでしょうが、荷物になるので、実際には厳しいでしょうか。勇気をだして(笑)お店のヘルメットをかぶり出発しました。

ツーリングスタート!

宮古島は一周100キロ程度の小さな島。今回のツーリングでは400キロ程度走りました。単純に考えて4周?(笑)
実際には島の中をグルグル右往左往しながら走ってましたので、立ち寄りスポットの紹介は時系列は無視して、反時計回りに順次紹介したいと思います。

宮古島名物の「橋」「まもるくん」

まずは伊良部島に行くために「伊良部大橋」を渡ります。

2015年1月31日、沖縄・宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」が開通。無料で渡れる橋としては日本最長の3540mを誇り、青い海を貫いて渡る最高の橋です。

渡りきるとそこには、宮古島名物「まもるくん」が島への侵入者を見張っています(笑)ちなみにこの「まもるくん」は「たかやくん」と命名されています。島内には19体の「まもるくん」が設置されており、それぞれ名前が付いています。

渡りきった高台から伊良部大橋を望みます。

もうこの景色を見るだけで既に満足感に満ち溢れてしまいます。

伊良部島グルメ


伊良部島にしか売ってないグルメを紹介します。
「なかゆくい商店」ここのおススメは「紅芋ぱんびん」ぱんびんとは「サーターアンダギー」のこと。宮古島では「さたぱんびん」と呼ぶようです。

この紅芋ぱんびんにブルーシールアイスを乗せた「さたぱんぴんアイス」が絶妙な美味しさ。

さたぱんぴん単体食べても、外はカリカリ中はしっとりと、一般的なサーターアンダギーのあの口の中の水分を持っていかれるような感覚はありません。

あまりの美味しさに家族へのお土産として持ち帰りました。オーブントースターで温めると、美味しくいただけますよ。
続いても伊良部島限定のもの。「伊良部げんまい」観光客相手のお店では無く、地元の人が日常の買い物で使うスーパーにそれはあります。私は「Aコープ」で購入。

この蛍光ピンクの衝撃的な色。一体これはなんなのでしょうか。

昔から伊良部島で愛されてきた島民にはスタンダードな、もち粉と砂糖を水に溶かして食紅で色付けしたドリンク、もちろん無害(笑)ドロドロとして液状のお餅のような食感。炭水化物オンリーのため、運動の前に飲むのがいいかもですね。

腹持ちも良さそうです。ある意味パワーフードですね。見つけたら即買いですよ!そして、地元民用の「ゴーヤーチャンプルー」のダイレクトな苦さ、これまた私好みで最高でした。

伊良部島の絶景

続いて絶景ポイント
「イグアナ岩」横から見るとイグアナに見える岩場ですが、ここがもう危険極まりない場所。まずは辿り着くまでがジャングルの中、木々を搔きわけて進む必要があります。
ジャングルの入口をまず見つけるのが困難。目印は路面にハートマーク。路面にうっすらと青いハートマークわかるかな?

ジャングルを抜けるとそこには…もう異次元の世界??

沈没船。今ではダイビングスポットのようです。

ここからの景色は今まで生きてきた中でもトップクラスの感動景色です!

白鳥崎へと続く快速路。マジェスティでのんびりと潮風を受けて走り抜けます。

所々で現れる「まもるくん」しっかりとさとうきび畑から交差点見張っていますね(笑)ちなみにこの「まもるくん」は「まさおくん」と命名されています。

「下地島巨石」

1771年、宮古八重山地方に大地震があり、最大85メートルもの津波が島々を襲った時、その津波でこの巨石が打ち上げられたと伝えられています

この悲しい歴史を物語る巨岩には、民間信仰が起こり、今では大漁、航海安全、家内安全などの祈願が行われ守護神として祀られているそうです。

「通り池」

国の天然記念物および名勝に指定されています。陸側と海側、隣接する2つの池が地下部分でつながっており、さらに海側の池は洞穴を通して海にもつながっています。

「17エンド」

美しい桟橋がある空港北端は、通称「17エンド」と呼ばれています。

真北を0度とし、170度の方角に向かって航空機が着陸してくるということからこういう呼び方になっています。

航空機の進入灯の桟橋がインスタ映えスポットとして人気となり、観光客の車両トラブルが多くなったことから今は車両通行止めです。

手前でバイクを止めて10分程度歩きます。

干潮の時間帯にだけ現れる幻のビーチが大人気。今回訪問時は干潮と重なり、幻のビーチを見ることができました。

来間大橋

1995年に完成した宮古本島と来間島を結ぶ1,690mの来間大橋。

農道橋としては日本最大級の長さを誇り、橋の上から眺める海の色は、光の角度によって幾層にも変化し、言葉を失うほどの美しさを見せてくれます。

来間大橋展望台からの眺めも絶景です。もうため息しかでません。

宮古島本島の絶景とグルメ


いよいよ宮古島本島に移動、島内を反時計回りでご紹介します。
「与那覇前浜」東洋一の美しさといわれる「与那覇前浜ビーチ」。数々のガイドブックやランキングで日本のベストビーチに選ばれるその透明度の高い宮古ブルーの海ときめ細やかで真っ白な砂浜はもう言葉もう感動ものです。砂浜直前までバイクで入れます。正面に見えるのは「来間大橋」もう泳ぎたくて仕方ありません。

初夏の時期に島内を走っていると、サトウキビ畑の中にひまわり畑があるのを見かけます。

サトウキビを収穫し終わった畑にひまわりの種を撒いてひまわり畑となるのですが、サトウキビの植え替えの前に畑の土づくりのために緑肥としてひまわりを植えているそうです。ひまわりはあくまでも肥料とは、勿体ないような気もしますね。

また少し路地に入ると集落があり、沖縄独特の建築を見ることができます。

独特の「赤瓦」には適度な吸水性があり、スコールなど急な雨が降った際にその水分を吸い、晴れて気温が上がると水分を蒸発させます。水分を蒸発させる時、熱を逃がし涼しくしてくれるので屋根裏の温度が下がり、室内を涼しくするそうです。漆喰でしっかりと止められて吹き飛ばないようにすることで、強力な台風にも耐えるようになっています。「丸吉食堂」開業が1961年で、宮古そばのなかでも老舗中の老舗。観光客だけでなく、地元の人にも愛されているお店です。

元祖宮古そばを食べようと思いましたが、メニューの写真に心惹かれてソーキそばを注文(笑)

箸で少しつついただけで崩れるほど柔らかいソーキが3つも入っており、スープにほのかに、にんにくの風味があって絶妙の美味さです。食後の黒糖味のアイスキャンデーが嬉しいサービス。ちなみにエアコンはありませんので、汗を垂らしながらソバをすすってください。これが風情です(笑)

「イムギャーマリンガーデン」

ここは天然の入り江を生かした海浜公園であり、波は穏やかで、シュノーケリングもできる絶景スポットです。シュノーケリングしてる人達が羨ましかったなぁ。

「ムイガー断崖絶壁」

東平安名崎から県道235号線に沿って西へと続く、高さ約30メートルの隆起サンゴ礁の断崖。

ダイナミックな景色が続くドライブコースになっており、海岸線沿いにあるムイガー断崖には展望台があります。ムイガー断崖の下には湧き水があり、昔はこの断崖を降りて水を汲み、飲料水として利用していたそうです。

「東平安名崎」 

日本百景に指定されてる宮古を代表する観光地です。エメラルドグリーンの海の中をずーっと真っ直ぐに延びた細長い崎で、先端には灯台があります。

灯台を登るには200円かかりますが、この景色が見られるなら安いものです。

「比嘉ロードパーク」

海沿いを走る県道83号線沿いにある展望スポットです。入口にはシーサー、そこから一望できる景色はまさに絶景です。

「砂山ビーチ」

ビーチへは一度砂山を登ってから向こうへ下りなければならないため、けっこう歩きづらいですが、砂山を越えると見えてくる青い海と白い砂がなんとも言えません。

砂山ビーチで有名なのは波の浸食によって出来たアーチ状の岩で、白い砂浜に魅力的な造形美を与えてくれます。

今は残念ながら、岩の下は立ち入り禁止になっています。

「塩尻マングローブ林」

宮古島で最大のマングローブの群生地です。海の森と言われるマングローブに囲まれた水辺の遊歩道を歩きながら自然観察することができます。

池間大橋の絶景とグルメ

全長1,425mの橋です。橋の上から見る海はとても美しく、この海の色を形容する言葉が見つからないほどと言われています。

あまりにも絶景過ぎて、バイクで通過してる間、叫びっぱなしでした(笑)

池間島を渡ってすぐ右手に売店があるのですが、絶景を見ながらの、さとうきび生ジュースとマンゴージュースは最高でした。

池間島では、幸せをよふ?「ハート岩」へ。幸せになりますように…。

以上、宮古島のツーリングスポットの紹介でした。

どこも日常ではまず見ることができない絶景ばかりです。今回のツーリングはお天気にも恵まれました。
アクセスもお手軽になった宮古島、これは定期的に訪問したくなりますね。そう遠くない未来に再訪してそうです。
お土産にはマンゴーを大量購入し、帰りの飛行機の荷物が重量オーバーしないかヒヤヒヤでした(笑)

最後に…宮古警察署の前で記念撮影です!「まもるくん」と「まる子ちゃん」

 

格安航空券はこちら↓

 

タイトルとURLをコピーしました