関空まで見渡せる「梵天山展望台」
大阪はご存知の通り、南北に広がっています。
大阪湾側を見てみると、南北では明らかに違います。
北部はUSJを筆頭にヨットハーバーやオシャレなカフェや建物があり、いわゆる「ベイエリア」と言われています。
一方、南部は…
通称、「泉州」とも呼ばれ、昔の和泉国です。堺市より南、和歌山県との府県境までです。昔から漁業の町として賑わっていたそうです。
今も10以上の漁港があり、中には美味しい海の幸を食べることができる漁港もあります。
今回はこれらの漁港をハシゴするバッ旅といきましょう!
まずは漁港の前に、大阪湾を眺めることができる場所に立ち寄ります。
「梵天山」の展望台から大阪湾を眺めます。
残念ながらもやってよく見えません。
もやが無ければ、関空や淡路島まで見えるのですが。
また、この梵天山展望台までのルートは林道になっており、昨年の初秋は相次ぐ台風の影響でこんな感じで展望台までは辿り着けませんでした。
今は倒木も撤去され、オフロードバイクだと比較的簡単に展望台まで行くことができます。感謝ですね。
ここから、国道26号線を経由して大阪漁港に向かいます。
せんなん里海公園
この日はこういうイベントが開催されています。
「せんなん里海公園」で近くの下荘漁港で獲れた「牡蠣」がいただけます。
正直、大阪湾で牡蠣が獲れるとは驚きました。
実は大阪湾は沢山の河川が流れ込んでいるため、プランクトンが豊富で牡蠣の養殖に向いているそうです。
実際に食べた感想…
身も大きく、普通に美味しかったですよ。
この漁港の近くには「ピチピチビーチ」と言う海水浴場があり、30年前、高校生の私は夏になるとバイクでよく来てました。
水着も持たずに。
今考えると、何しに来てたのでしょうね(笑)
今はビーチバレーのコートがありますね。
ここからは海岸線を走る「府道63号線」を北上しながら漁港に立ち寄ります。
岡田漁港「サザンピア」「マーブルビーチ」
岡田漁港で獲れる魚介類の販売や、食事ができます。
ここに来るといつも食べるが「穴子天丼」
衣がサクサク、中はふんわりで美味しいですよ♪
穴子、大阪湾の名物です。
また、ここのビーチは「マーブルビーチ」と呼ばれ、丸い大理石が敷き詰められています。
ちなみに、大阪府で初めて「恋人の聖地」に認定されています(笑)
今の私には無縁ですがw
関空連絡橋とツーショット。
泉佐野漁港〜がっちょの唐揚げ
泉佐野漁港と言えば、大阪府下でも一、二を争う漁獲量を誇る泉州の魚処です。
しかも泉佐野漁業協同組合直結の青空市場で、その日に水揚げされた新鮮な魚介をそのまま販売しています。 魚介類の販売の他、レストランやお寿司屋もあり、活きの良い新鮮な魚をその場で味わうことも出来ます。
その中でもおススメは「ガッチョ」の唐揚げです。
ガッチョとは、ネズミゴチのことで、泉州地方に多く生息し「エサにがっつく」魚ということでこうよばれているそうです。
主にから揚げにされ、泉州地方ではスーパーや居酒屋で定番中の定番だが、泉州以外の大阪府下ではお目にかからない。
ここには屋台があります。
揚げたては最高!
ビールが飲みたくなるのが辛いのですが。
出島漁港
最後に訪問したのは堺市の「出島漁港」
ここも隣接した市場があり、地元の美味しいものを食べることができます。
お腹もあまり空いてなかったのですが、名物のタコ飯、カニ汁、ドテ焼き。
もうお腹パン、胃袋が二つ欲しいほど(苦笑)
ここは、バーベキューコンロの貸し出しもあり、買って直ぐに焼いて食べることができます。
マスツーリングのイベントでも使えそうですね。
もちろんビールはガマンですが(笑)
泉北臨海工業地帯
この漁港の近くには、泉北臨海工業地帯があり、夜になれば工場の夜景スポットになります。
以上、数ある漁港の一部の紹介でした。
大阪南部、この泉州のディープスポットこそ大阪らしい場所かもしれませんね。
ちなみに、「泉州弁」はいわゆる「大阪弁」よりきつく感じます。
町中で聞こえる泉州弁、決して怒られてる訳でも、ケンカをしているる訳でもありませんのでご注意くださいね(笑)
お土産はもちろん♪
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