【三重県】新種クマノサクラを見たい!国道42号線沿いを巡るツーリング

御杖村からスタート

3月下旬、奈良県の御杖村の道の駅でバイクイベントがあり、そこから今回のバッ旅はスタートです。

ツーリングイベント「meetsええ村(みつえむら)に行こう!2019春」

と、御杖村にmeetsなんて、なかなかの発想♪

欲を言えば、ここに肉(ミート)もプラスして欲しかったなぁ(笑)

当日の天気は雨こそ無かったのですが、気温もグッと下がり曇り空。

朝の9時にイベント会場に到着しまたが、まだまだライダーの集まりはこれからって感じでした。

早起きは三文の徳、なんと抽選でバイクメーカーのTシャツが当たりました!

これでもうこの日の元は取れました(笑)

国道368号線から三重県道710号線へと向かいます。

この710号線の道中、桜は5分咲き位でしょうか。

また、「感謝の丘」と言う展望スポットもあるのですが、絶景を期待するもあいにくこの時はどんより曇り空。

ここは知る人ぞ知る「雲海スポット」です。

雲海ハンターの人は要チェックですね。

私も機会があれば、近くでキャンプをして雲海撮影したいですね。

笠木渓谷

国道42号線に合流、笠木渓谷に立ち寄ります。

石積みの滝の上にバイクを止めて、ローアングルで撮影するのがバイカーのお約束です。

ここも桜や紅葉のシーズンには賑わうものの、今回は桜シーズンにはまだ早かったので観光客もまばらでした。

次の週末は桜も見頃でしょうね。

尾鷲市から海岸線を走る国道311号線を南下します。

この頃には天気も回復して青空が広がってきました。

山間では5分咲きの桜も、海岸まで来るとほぼ満開。

飛鳥神社

海岸線を南下すると1000年以上の歴史があるとされる「飛鳥神社」

海側に伸びる樹齢1000年の境内の大楠木が圧巻です。

海岸線沿いを走ると満開の桜に囲まれた東屋を発見。

ここで尾鷲市内の「お魚いちばおとと」で購入した生本マグロの握り寿司をいただきます。

モチモチとした生マグロがたまりません♪

いわゆる、「お花見」です(笑)

世界遺産「獅子岩」

再び国道42号線に合流、世界遺産の「獅子岩」前にてお約束アングルでパチリ。

国道42号線から国道311号線を北上。

丸山千枚田

既に水が張ってあります。

1,340枚の規模を誇る日本有数の棚田であり、その棚田景観は日本一とも称されています。

400年前には2,240枚の田畑があったそうです。

棚田は下から見上げるとまた違った感があっていいですよね~。

念願の「クマノザクラ」

海岸線からあえて内陸まで来たのは、今回のバッ旅の目的のひとつ、「クマノザクラ」を観るためです。

「クマノザクラ」

2018年、100年以上振りに新種の桜として認定された桜です。

早咲桜の一種のため、3月末では散っているかもしれませんが

この千枚田近くの「クマノザクラ」の開花が一番遅いと言われているので、「もしかしたらまだ咲いている?」そんな淡い期待を込めて来ましたがどうでしょうか?

見事に咲いていました♪

ソメイヨシノよりピンク色が強く、花びらが若干小さめでしょうか。

わざわざ寄り道した甲斐がありました。

紀州鉱山選鉱場跡

近くには「紀州鉱山選鉱場跡」があります。

全国で2番目の規模だったそうです。

下から見上げると迫力がありますね。

当時は24時間稼働していて「不夜城」と言われていたとのことです。

今のこの町の雰囲気からは想像できませんよね。

海岸線の国道42号に戻ります。

「七里御浜」からの眺めはフォルニア感たっぷり。異空間。

この海岸は熊野市から紀宝町に至る約22Km続く日本で一番長い砂礫海岸で、これまでに「日本の渚百選」や「21世紀に残したい自然百選」など全国の景勝地と並んで選ばれています。

絶品「香梅堂」の鈴焼

しばらく南下を続けて新宮市の「香梅堂」へ。

ここでは大人気の「鈴焼」をお土産に。

見た目は普通の鈴カステラですが、和三盆の甘味やしっとりしたきめ細やかな食感が、一般に売っているそれとは全く違います。

私もこの近辺まで来ると必ずここの鈴焼を買って帰ります。

このまま海岸線を那智勝浦まで進みます。

日本一短い川「ぶつぶつ川」

玉の浦海水浴場に注ぐ粉白川の支流で、川幅は最大1m位、延長13.5mの川です。

名前の由来は、川底から「沸々」と湧き出る様子から付いたといわれています。

湧き水の綺麗なこと。

もちろん汲んで持って帰ります♪

そろそろいい時間、大阪方面に向かって北上します。

新宮市まで無料高速で戻り、国道168号線を北上します。道路脇には満開のソメイヨシノ。来週には桜吹雪の中を走れそう。

このまま真っ直ぐ帰宅すればいいものを、セローだとついつい寄ってしまいます(苦笑)

「林道ホイホイ坂線」

ここでも林道脇の桜がたまりません。

この林道、昨年の災害で途中から通行止なので程よいところでUターンしてそのまま帰路につきました。

三重県の海岸線の桜は満開ですが、内陸部はこれからです。

まだまだサクライダーは楽しめそうですね。

帰宅後は

ぶつぶつ川の水で淹れたコーヒーと香梅堂の鈴焼での締めくくり。

最高です!

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