ご当地しらすを求めて
和歌山県和歌浦では年2回、「しらす祭」というのが開催されます。
和歌浦ブランド「わかしらす」と言われるしらすの直売はもちろん、地元産鮮魚販売や、その他いろいろな露店など大変盛り上がります。
今回はツーリングがてらに「しらす祭」に立ち寄り、秋晴れのツーリングを満喫してきました。
大阪方面からは、無料の京奈和自動車道を使って和歌山県に入ります。
国道24号線、42号線経由で和歌山市中心部を南に抜けると会場の和歌浦漁港、「おっとっと広場」に到着。
車だと駐車場待ちが大変ですが、バイクだと心配無用、直ぐに駐車できます。
しらす祭
会場はもうたくさんの人で賑わっていますね。
イベント会場では大漁旗が舞い、各露店も大盛況。
玉林園さんも出店しています。
この玉林園さんは私の大好きな和歌山ソウルフードの「グリーンソフト」を製造販売してる老舗のお茶屋さんです。
絶品のしらす丼
私の目当てはもちろん「しらす」
特に「生しらすの天ぷら」が絶品!
それを目当ての人も多く、長蛇の列ですが、並んでも食べる価値はあります。
「生しらすの天ぷら」を「しらす丼」に乗せて食べるともう言葉が出ません(笑)
このしらす丼ですが、通常期でも販売していますが、しらすが不漁の場合は提供されませんのでご注意ください。
お土産に「わかしらす」を買って次に向かいます。
知る人ぞ知る謎の揚げパン?
和歌山市街を北上し、和歌山県道7号線を西に走ると港町「加太」に到着。
その漁村の中に、知る人ぞ知る「揚げパン」の名店「キシモト」があります。
おばあちゃんが1人でやってる昔ながらの揚げパン。
甘すぎず素朴な味。美味しいのですが、特別に美味しいと言うよりも、なんと言いますか…懐かしい味?誰もが持つ子供時代の味?
表現が難しいのですが、まぁ一回食べてみてください(笑)
お土産もしっかりと購入。家族も絶対満足の逸品です。
揚げたてのドーナツができるまでおばちゃんとおしゃべりを楽しんでください。
さて、次に向かいます。和歌山県道65号線を北上、この道が海岸線で最高です。
明治時代の要塞
次の目的地は「深山砲台跡」
ここは、明治時代に築かれた由良要塞の一部で、大阪湾を防衛する役割を担っていた施設です。
「キシモト」から10分程度で到着します。
休暇村紀州加太へのアクセス路の途中にあります。
レンガ造りの道を10分程歩きます。
このレンガ道は当時から使用されていた道だそうです。そう考えるだけでも感慨深くなります。
そして歩き続けるにつれて何やらただならぬ気配を感じます。
そして要塞部に到着。
薄暗い静けさの中に浮かび上がる様に背筋がゾッとします。
感慨深い、砲台跡と弾薬庫跡
レンガ造りの砲台跡、弾薬庫跡が残されています。
写真では露出を上げて明るく見えますが、実際には薄暗く、懐中電灯が欲しいくらいです。
何だか薄気味悪い、怖い等、捉え方は人それぞれですが、私はノスタルジーで神秘的な空間として感じました。
レンガ造りのためか、建築後100年以上たった今も、しっかりとその形を残しているのは凄いですよね。
そして、要塞部から丘を登るとこの絶景が広がります。
いつまでも見ていたくなる景色です。
しばらく海上を行き交う船舶や飛び交う鳥を見て、のんびりと優雅な時間を過ごしました。
ツーリングのシメはこれでしょ!
さて、帰路につきましょうか。
往路と同じく、京奈和自動車道を通り、途中の道の駅で買い食い。
和歌山のご当地アイス「グリーンソフト」(
実は本日2個目(汗)
美味しいモノに絶景と、秋の晴天のツーリング、十分に満喫できました。
コメント