【三重県】桜を満喫〜お洒落カフェでピザ 海岸線ツーリング

復旧した国道422号線

関西の桜開花宣言もでた後の休日。

天気も最高とくればもう走るしかないですよね。

そんな中、長期に渡り災害で通行止めだった道が開通したとの噂が。

ここは実際、確認しに行こうということで、仲間とツーリングです。

奈良県五條市から国道370号線~県道16号線を経由して国道166号線を東に走ります。

早朝は冷んやりとしていた空気も時間が経つにつれて心地よく感じます。

満開の桜街道

国道422号線に入った頃には、道路沿いには満開の桜。

待ちに待ったこの季節、最高に気持ちいいですね。

三重県道53号線に入り、宮川ダム湖沿いを走ります。

秘境!大杉谷へ

新大杉橋を渡りますが、グレーチングのためヒヤヒヤします。

でも、このワクワク感はたまりませんね(笑)

さらに県道53号線を進むと大杉谷に到着するのですが、この県道53号線の酷っぷりが秘境に向かってる感を更に演出してくれています。

この大杉谷は西の黒部、近畿の秘境とも呼ばれ、黒部峡谷とともに日本三大渓谷、日本の秘境百選の一つにあげられています。手付かずの原生林と多雨地帯が織り成す滝で登山者を魅了する場所です。

このような看板が。死者が出るような危険な場所ということかわかります。

入山してから直ぐに絶壁の鎖場から始ります。

さすが日本三大秘境。

入口から100メートル程度で引き返します。この秘境感はハンパ無く、これ以上進むと何かキケンな事が起きそうな気配。

冷やかしで奥まで行くのはあまりにもリスキーです。

10年かけて復旧水呑峠

次に向かうのが県道603号線。

災害により10年は不通だった水呑峠越えの県道なのですが、ようやく全線開通。

崩落の修復途中に別斜面が崩落等、もう崩落の自転車操業(笑)

そんな県道が開通したのだから、もうこれは興奮以外のナニモノでもないですよね。

昔はダート路面で超難所だったこの県道も

今は全面舗装されてオンロードバイクでも難無く行けるようになりました。

本当に山しか無い、景色も山だけというハイライト的な見せ場の無い県道。

同じ山脈を走る国道422号線は山越えを途中で放棄しています。

それだけ山深い秘境ということでしょうか。

国は諦めても三重県は諦めなかった(笑)

そんなロマンを感じることができる県道です。この秘境を舗装路面で走れることに感謝です。

ちなみに、この県道では他のクルマ、バイクとは一切すれ違いませんでした。

県道を下ると国道42号線。

ランチは「道瀬食堂」へ

ここの名物は本格石釜で焼くピザと焼きご飯。

両方食べたい(笑)のでピザはシェアでいただきます。

焼きたまそば飯、ローストチキンのピザ、ハチミツピザ。

どれも美味しかったのですが、ハチミツピザは珍しい。そして美味い!

レモンを絞り、シナモンを振りかけます。

テラス席で居心地も良く、これは長居してしまいそうなお店です。

体にムチを打って店を出ました(笑)

ここからは国道42号線を南下しながら世界遺産を巡ります。

少人数のツーリングはこういう小回りがきくところがいいですね。

世界遺産「鬼ヶ城」

熊野灘の荒波に削られた大小無数の海食洞が、地震による隆起によって階段上に並び、熊野灘に面して約1km続いています。

世界遺産「獅子岩」

まるで獅子が海に向かって吠えているような形をしており、地盤の隆起と海蝕現象によって形成されていますが、これが本当に自然にできたのかと疑うほど見事な「獅子」

昔の人は巨大な岩の中に神様がいると信じていたそうです。

世界遺産「花の窟神社」

国道沿いに巨岩が見えます。それが「花の窟」。

ご神体が祀られている本殿や拝殿はありません。

ご神体はこの巨大な岩であり岩壁。

古代熊野の巨石信仰や巨岩信仰が現代までそのままの形で続いています。

改めて熊野の自然の造形美に驚かされます。

後は大阪まで戻るのですが、ここまで来たらここには寄らないとダメでしょう。

お土産はこれに決まり!「香梅堂」の鈴焼き

国道42号線を更に南下、和歌山県新宮市の「香梅堂」

お客さんでごった返しています。

ここの鈴焼が絶品。見た目はベビーカステラ?

まぁ、食べてみてください。「ん?うんまっ!」と言うこと間違いなし(笑)

ここからは国道168号線で北上、大阪まで戻りました。

この熊野地方は「熊野古道」でも有名ですが、他にも見どころは沢山あります。

大阪からの日帰りツーリングでは立ち寄れるのはごく一部。

いつか宿泊ツーリングしたいエリアです。

さて、いよいよ春満開!

ヤバイなぁ。バイク漬けのシーズン到来です(笑)

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