時代は令和に
平成から令和に時代が変わり、10連休のGWということで日本国内、お祝いムードので盛り上がっていましたね。
私もこのタイミングを逃すまいと、連休を利用して東北へ旅をしてきました。
関西からは意外と行きにくい東北地方。
ある意味、北海道の方が直行フェリーが有る事からも行きやすいのかもしれません。
東北に行くには、高速道路を利用して移動してもいいのですが、到着した頃にはもうクタクタになっめいるのが目に見えます。
おまけにGW中ということで渋滞箇所が多くなりそうだし…。
ここはフェリーで東北に行くことにしました。
関西から東北へは直行フェリーが無く、名古屋~仙台航路になります。
ここで大きな問題が…
GW前半のフェリー、考えることは皆さん同じで大人気のため予約を取るのが非常に困難。
予約受付スタートからもうネット回線はパンク寸前でなかなか予約サイトに繋がりません。
何度も試してようやく繋がり、なんとか予約できました。
その後、直ぐに満員になりました。危なかった~(汗)
そして迎えた出発当日の4月28日。
19時に名古屋発のフェリーに乗船
ちなみに、関西からこのフェリー乗り場への道中も下道を使いツーリングを楽しみながら来ました(笑)
フェリー乗船時間は約20時間。
その間、船内では音楽ライブや映画上映等のイベントもあり楽しませてくれます。
そして何よりも体をゆっくりと休ませることができるのがありがたい。
沿岸部を航行しているので、スマホも圏外になることが少なく、船内でヒマをすることなく有意義に過ごせました。
私も一杯いただきながらのんびりと過ごします。
平成から令和への記念スタンプも用意されていました。
海上で姉妹船とすれ違う時は皆さんデッキに出て手を振り叫んで大盛り上がりです。
仙台港に到着前には福島第一原子力発電所の姿も見えます。
これがあの原発かぁ…いろいろ考えさせられます。
20時間の船旅を終え、翌日の4月29日、16時に仙台の地に降り立ちました。
東北の地に立つ!
時間も時間なので、この後の移動はあまりできないこともあり、仙台港からすぐ近くの、日本三景「松島」へ。
景色を堪能するなら、松島の町の中を徘徊するよりも、それらを一望できる場所へと。
何より、町の方は観光客でごった返しているはずです。
出来るだけ人の多い場所は避けたいですよね。
その中で選んだ場所です。
「西行戻しの松公園」
高台に位置する公園で、松島が一望できます。
風光明媚な景色が素晴らしい。
思惑通り、観光客も少なくのんびりとできました。
石巻市まで移動し、この日を終えました。
平成最後の日
そして翌日の4月30日。
そうこの日は「平成最後の日」
そして天候は何か意味ありげな雨。
三陸海岸を北上して青森県までを予定しています。
国道45号線と、無料の三陸自動車道を利用します。
岩手県陸前高田市に到着
「奇跡の一本松」
津波に耐えて奇跡的に残った一本松。
震災直後から、全世界の人々に復興のシンボルとして親しまれてきた一本松を、今後も後世に受け継いでいくために、モニュメントとして保存整備されています。
「気仙中学校」
津波が市内で一番早く到達したエリアにあります。
鉄筋コンクリート3階建の校舎は完全に津波で水没。屋上にいても全く安全ではないという尋常ではない高さの津波が襲ったことを示しています。
郵便局で記念押印
今回、「平成から令和」への元号またぎとして郵便局で記念押印をしてもらいました。
陸前高田郵便局 郵便分室。
プレハブで営業しています。
局前ポストには「奇跡の一本松」模様が。
そして、記念押印。
三陸海岸を北上
宮古市まで移動します。
「三王岩」
幾度の津波にも耐えたその姿は圧巻。
一億年以上の年月をかけて今の形に。
「たろう観光ホテル」
震災により6階建ての建物の4階まで浸水し、1・2階は完全に破壊されてしまい、
その姿から大津波の破壊力を感じることができます。
このたろう観光ホテルは津波遺構として保存されています。
三陸海岸移動中には他にも、堤防を作っていたり造成中の土地であったり、完全復興にはまだまだ年数は必要と感じました。
ニュースで見聞きして知っていたつもりでしたが、実際に見ると改めて津波の怖さを思い知ることになりました。
「鵜の巣断崖」
弓状にえぐられた高さ200mもの断崖が、屏風のように5列に連なる様を眺望できます。三陸海岸のハイライト的スポット。
雨の中に見えるその断崖絶壁が神秘的。
「小袖海女センターと久慈駅周辺」
「あまちゃん」でその名は全国区になりました。
あの有名な灯台。あそこから飛び込んだのかぁとしみじみと。
ドラマの舞台になった久慈駅前のビルとその周辺。記念撮影する人も多く、まだまだあまちゃん人気は健在ですね。
雨は相変わらず降り続けています。
結局、雨が止むことなくこのまま青森県八戸市に入りこの日を終えました。
No.2に続きます。
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