とりあえず温泉セットを積んで
早朝から青空が広がり、気温もそれほど寒くない。
とりあえずセローにまたがり紀伊半島を南下しました。
目的地はザックリとだけ頭に入れ、走りながら考える行き当たりバッ旅です。
とりあえず温泉セットと湯沸かしセットは積んでいます。
何があるかわかりませんので(笑)
国道370~390号線を天川方面に進みます。
そう言えば、もう梅の花の咲く季節。
道中の「広橋梅林」に寄ってみることに。
もしかしたら少しは咲いているかと期待を込めて♪
見事に期待を裏切られ、一分咲にもなっていませんでした。
例年より遅いのかな…。
高台からの眺めは単なる良い景色でした(笑)
なんと!この高台でお宝標識発見!
これは奈良の奥地でたまに見かける奈良交通が設置したバス運転手へのエンジンブレーキ推奨標識。
かなり昔に設置した物と思われます。
奈良の山岳地帯を走るときは要チェックです(笑)
梅林を後にし、国道309号線を更に南下します。
道の駅「吉野路黒滝」へ
ここに来ると、必ず食べてしまうのが「串こんにゃく」
今回もスルーする事なく食べました(笑)
歯ごたえがあり、少しピリ辛でこれが美味しいんですよね♪
道の駅屋内に入ろうとした時に、屋台のおばちゃんに呼び止められ、「しし汁」をススメられました。オススメされたら断れない性格(苦笑)
屋内の暖炉横で食べます。
いやいや、これが最高に美味しくて体も温まります。
これは食べて大正解でした♪
体もポカポカ、更に南下します。
天川村〜洞川温泉へ
国道309号線と県道21号線の交差点に現れるこのコンビニ…
ローソンにも見えなくないですが…?
ローソン風の地元商店です。
以前は店名が確か「モーソン」でした(笑)
流石に本家からクレームついたのか今は店名が変わっていますが、雰囲気はそのまま。
紀伊半島を走り回る関西ライダーにはメジャースポットです。
一度「モーソン」でググってみてください(笑)
県道21号線の山道を登りきると、残雪も多くなります。
更に進むと「洞川温泉」に到着します。
この洞川温泉、日本百名山の一つである大峯山・山上ヶ岳の登山口で、標高約820m余りの高地の冷涼な山里に位置します。
歴史ある純和風木造建築の旅館、民宿などの宿泊施設が並び、昔は遊郭の機能もあったことから、今も当時の面影を残した建築物も残ります。
更に奥地まで進むと女人禁制の修験の山「大峰山」に。
ここまで来ると路面の除雪は全く無く、セローでも進むのが困難に。
残念ですが、前進はここまでにします。
この洞川温泉は日本名水百選に選ばれるほどの名水が湧き出る事で名高い温泉地。
石灰岩相から湧出する「ごろごろ水」は現在整備され、大きな駐車場と水汲み場が建設され洞川財産区により管理されています。
バイクの場合、駐車代金100円を払うと水はくみ放題です。私はペットポトル3本分の名水をゲット!
ちなみに、車は500円でくみ放題。
実際、ペットポトル何十本にも入れてる凄い光景をここでは見ることができますよ。
せっかくの温泉地、当然温泉にも入り温まりました。気持ちいい~♪
体はポカポカ、国道309号に戻り更に南下。
みたらい渓谷でコーヒータイム
夏の渓谷と違い、冬のコントラストの薄い渓谷も味わいがあります。
空気が気持ちいいですね~♪
さて、名水を手に入れたら次にすることと言えば…
河原に降り立ち、名水コーヒーを作ります。
奈良県だけに、「柿の葉すしポテチ」がオヤツです(笑)
この名水コーヒーも最高です!
柿の葉ポテチは…あえてノーコメント。実際にお試しくださいね(笑)
このみたらい渓谷から先は、例年積雪による通行止めエリアです。
国道309号線を引き返します。
天の川温泉
県道53号線に入ります。
この県道はキャンプ場が立ち並ぶ「キャンプ場天国」
マップルを見るとこのように、キャンプ場マークがズラリと(笑)
せっかくなので、「天の川温泉」にも入っていきましょう。
温泉の連チャンで体もふやけてきましたが、体は最強にポカポカです。
夕方近くになっても冬晴れの空は変わりません。
気持ちよく帰路につきました。
空気の澄んだ冬のツーリングはやっぱり気持ちいいですね。
このまま春にならなくてもいいのではと思ってしまうほどです(笑)
追伸…
帰りの黒滝の道の駅で…
草餅ぜんざいをいただきました。
道の駅に寄る度、いつも何かしら食べてるなぁと自分自身に呆れてしまいますね(苦笑)
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